R・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタの第1楽章をまず聴いて頂きたい。何と若々しい青春の香りが感じられることか。その音色の輝かしさは、シュトラウスの作品に相応しく、フレーズの起伏が見事で、伸縮自在な表現の多彩さがある。CDのタイトルが、「アルバムの一葉」とあるが、普段あまり一般のヴァイオリン奏者が近寄らないレパートリーを、思い切って取り上げているところにも、小髙根眞理子のユニークな狙いがある。今忘れられつつあるヴァイオリンの懐かしいファイルを紐解くという作業をやってくれたのだ。(幸松 肇 ライナーノートより)
小髙根眞理子(ヴァイオリン)
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長尾洋史(ピアノ)
録音:2016年12月
アミュゼ柏 クリスタルホール
DCJA-21038
税抜き価格 2,500円
フランクールのスタイルによる
シチリアーノとリゴードン
クライスラー
プニャーニのスタイルによる
テンポ・ディ・メヌエット
クライスラー
アルバムの一葉(ロマンス)
ワーグナー
古きウィーン
ゴドフスキ
マズルカ op.26
ザジツキ
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
R.シュトラウス
無伴奏ソナタ 第2番 作品27-2
イザイ
Copyright・2017 Disc Classica Japan