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谿博子さんの演奏されるドビュッシーを聴いていると、彼女が楽譜の詳細な指示を実に注意深く読み込んで、作曲家の意図した効果を実現するために、細部にまでさまざまな工夫を凝らされているのがよく伝わってくる。アルペッジョの弾き方やアクセントの付け方ひとつを取ってみても、無意識に弾き流している箇所はどこにも見当たらない。あくまでドビュッシーの意図に忠実でありながら、それでいて少しも窮屈さを感じさせない、生き生きとした演奏に仕上がっているのは、谿さんの持っているしなやかな音楽性と、ドビュッシー作品への深い共感の賜物であろう。 (台信 遼・作曲家-ライナーノートより)

ドビュッシーが生涯愛したピアノBlüthner(ブリュートナー)を使った、谿博子さんのドビュッシー録音。しかも今回使用の楽器は1905年に製造された創業50周年記念モデルで、まさにドビュッシーが生きていた時代に作られた一台。企画を聞いただけでも胸の熱くなるような本録音に、調律師として関わらせて頂けた事を大変嬉しく思っています。 今回使用したBlüthnerは、ウィーンのピアニスト イェルク・デームスから譲り受けたピアノで、私の宝物です。所有する100台以上のピアノの中でも彼の一番のお気に入りで、ホームコンサートや作曲に使われていました。本来のBlüthnerの音色でドビュッシーが聴ける録音は多くはないと感じています。この録音では、谿博子さんのコントロールや表現によって、Blüthnerの真骨頂ともいえるピアニッシモや、降り注ぐ響き、豊かな音色を存分に味わうことが出来ます。そして、多くのドビュッシー演奏に聴かれるような情景描写にとどまらず、そこに生きる人々の人間模様や感情までもが感じられる生き生きとしたドビュッシーに出会えます。本録音が、たくさんの皆様の耳に届くことを心から願っています。 (横山ペテロ・調律師-ライナーノートより)
 

谿 博子(ピアノ)
プロフィール>>
録音:2016年4月
相模湖交流センター多目的ホール
DCJA-21035
税抜き価格 2,500円


ベルガマスク組曲(全4曲)
前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ
前奏曲集第2集(全12曲)
霧/枯葉/ヴィーノの門/妖精たちはよい踊り子/
ヒースの茂る荒地/風変わりなラヴィーヌ将軍/
月の光が降り注ぐテラス/オンディーヌ/
ピクウィック卿をたたえて/カノープ/
交代する三度/花火
エレジー(1915)
以上ドビュッシー作曲
 
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