01) 風の贈りもの(日本語)
作詩:井上 鑑 作曲:ソロンゴ
02) ゴメンね(日本語)
作詩・作曲:ソロンゴ
03) おかあさん、いつまでも生きていてね
作詩:巻上公一 作曲:ソロンゴ
04) 運命のあなたに(日本語)
作詩:ソロンゴ&巻上公一 作曲:ソロンゴ
05) 長崎の歌(日本語)
作詩:湯川れい子 作曲:不詳
06) 鳥の歌(ふくろうの子守歌)Shar shuvuunii buuvein duu(モンゴル語)
作詩:ソロンゴ 作曲:伝承曲(モンゴル、カタロニア)
07) 今すぐ Yag Odoo(モンゴル語)
作詩・作曲:ソロンゴ
08) ゴメンね Uuchlaarai (モンゴル語)
作詩・作曲:ソロンゴ
09) おかあさん、いつまでも生きていてねEej taniigaa monkhruulehsen(モンゴル語)
作詩:ソロンゴ 作曲:ソロンゴ
10) 長崎の歌 Nagasakigiin Duu(モンゴル語)
作詩:不詳 作曲:不詳
11) 風の贈りもの Nutgiin Salhi(モンゴル語)
作詩・作曲:ソロンゴ
Bonus truck
12) 幸せの日 Az Jargaliin Odor(モンゴル語)
作詩:ソロンゴ 作曲:バイドラグ
13) 幸せの日 (日本語)
作詩:ソロンゴ 作曲:バイドラグ
歌:ソロンゴ 編曲・プロデュース:井上 鑑 ギター:吉川忠英
ヤタガ(モンゴル琴):チョウジャブ・ミャガマルスレン
ホーミー(喉歌)&モリンホール(馬頭琴):アマルジャルガル・ドルギオン
録音:2017~18年、エンジニア:片倉麻美子、マスタリング:杉本一家
オトゴンフー・ソロンゴ Otgonkhuu Solongo
モンゴル人民共和国(当時)の国家特別警備局運転手の父、靴裁縫工場で働く母のもと、 4人兄弟の末っ子として生まれる。6歳ごろから自分で作詞作曲をはじめ、7歳でモンゴルの芸術家養成の12年制一貫校である国立音楽舞踊学校にピアノ専攻で入学。8 歳のときに両親にせがんで中古ピアノを買ってもらい、さらに音楽に熱中。そのころには、モンゴル国営ラジオ・テレビ局の子供音楽グループ「ZUL」に、ピアニスト兼歌手として参加(11歳ごろまで)。1993年8月に東京都立川市で行われた「世界こども音楽祭」にモンゴル代表として選ばれ、初めて飛行機に乗って海を越え、来日。病気になった母親のために作った曲「おかあさん、いつまでも生きていてね」でグランプリに輝く。当時12歳だった。帰国後、「外国で優勝しモンゴルの名を世界に知らしめた」として高く評価され、国からマンションを供与された。
その後、日本での歌手活動のオファーがあり、当初両親は反対したが本人の意志は固く、単身で日本での活動を開始。なお、病気だった母は現在でも元気一杯。
1994年、東芝EMIから同曲のシングルCDをリリース。同年、フジテレビ「ポンキッキーズ」に出演、楽曲「わたしの家族」を提供。96年、アルバム『虹という名の少女』(プロデュース;巻上公一 東芝 EMI )を発売。NHK 『みんなのうた』に「わたしのふるさと」が取りあげられ、話題となる。
1997年、「夢のありか(ツムラCM曲)/旭鷲山に捧げる歌」をリリース。和田誠&櫻井順プロデュースCD『またまたマザーグース』に、60組のひとりに選ばれ参加。そののち東京国際フォーラムAで同CDのコンサートが開催され、NHKテレビで放映された。
2000年、フィリピンで開催された「アジア歌謡祭」で、自作の「Sanan zuudleh nutag」を歌い3位。同年、モンゴルでアルバム「Sanan zuudleh nutag 〜夢にまで見る故郷〜」をリリース。
2005年、大阪音楽大学短期大学部作曲科卒業。日本の中学校教諭2種免許(音楽)を取得。その後、モンゴルに帰国し、2007年から2010年に、母校のモンゴル国立音楽舞踊学校音楽理論科で教鞭をとる。
2009年、モンゴルでアルバム「Namaig khairlaj chadah uu 〜私を愛せますか〜」をリリース。同アルバム収録の「Az jargaliin duu(幸せの日)」は、長くモンゴルのテレビ番組のオープニング曲に使用され、話題となる。
2010年6月から2年間、夫の赴任に伴いアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン市に居住し、カントリーミュージックやジャズに触れる。
2012年9月から再来日し、音楽活動を再開。ゴールデンウィークに光が丘で開催される日本最大のモンゴル関連イベント「モンゴル春祭り」に出演したほか、2014年以降、三軒茶屋キャロットタワーでの月一回のフリーコンサート、高田馬場の四谷天窓.comfortでのライブ等に出演。
2014年3月から翌年4月まで、世田谷 FM で「ソロンゴのSunday Night Rainbow」にメインパーソナリティとして出演。
2017年8月から、ラジオ日本「MJMミュージックアワー」にパーソナリティーとして出演したほか、イオンモール ( 神奈川、千葉、埼玉、茨城など10会場) に出演。9月、六本木「クラップス」でライブ開催。11月よりテレビ埼玉「演歌街道」にパーソナリティーとして月間出演。
2018年1月、テレビ埼玉「紅白歌合戦」に出演。2月、荻窪「ルースター」でライブ開催。5月から、レインボータウンFM「夢に向かってスイッチオン」にゲスト出演。10月、代官山「晴れたら空に豆まいて」で井上鑑、ミャガマルスレンとライブ。レインボータウンFM で、パーソナリティーとして出演予定。
http://www.solongo-music.com/
井上 鑑 作詞・作曲・編曲家・キーボード奏者
日本弦楽界の先駆的チェリスト・井上頼豊の長男として東京に生まれる。
桐朋学園大学作曲科で三善晃氏に師事。在学中より、作編曲家・キーボード奏者として活動を始める。
80年、スーパーバンド「パラシュート」に参加、3枚のアルバムを発表。
81年、Single『GRAVITATIONS』でソロアーティストデビュー、同年、寺尾聰『ルビーの指環』で日本レコード大賞編曲賞を受賞。アレンジャーの新しいあり方を提示する存在となる。
大瀧詠一・福山雅治・佐野元春・吉田兄弟・本田美奈子等多数のプロジェクト、ヒット作品に参加。
ロンドンとの2拠点化を進め、イギリスのミュージシャン、エンジニアとの共作を重ねている。
ユニット「井山大今」「DSD trio」などでも作品発表やライブを継続し。11年夏、初の書き下ろし文化論「僕の音、僕の庭」を筑摩書房より出版。
CM音楽の話題作も多数、TVドラマのサウンドトラックも手がけている。
ソロリサイタルシリーズ「僕の音」「独創會」、等クリエイティブな表現活動も多彩。
不朽の名曲「鳥の歌」をテーマにした「連歌・鳥の歌」プロジェクト主宰,16年にはスペイン(バルセロナ)、ウクライナ(キエフ)でのツアーを成功させた。
17年秋、通算14枚目のソロアルバム「OSTINATO」(Tchad Blakeミックス)と、作・編曲集「Seeing」「Believing」(各2枚組・全64曲収録)を同時発売。
http://www.akira-inoue.com/