桑田葉子写真
 
  桑田葉子(くわだようこ)
ソプラノ

神奈川県出身。北鎌倉女子学園高校音楽科卒業。国立音楽大学声楽科卒業。二期会、横浜シティオペラ、(社)日本歌曲振興会、平塚音楽家協会、二宮演奏家協会、横浜市民広間演奏会各会員。
児島百代、戸田敏子、佐々木成子、エリック・ヴェルバ、小串昭子、仁田ちさ各氏に師事。2001年日本演奏家コンクール2位(1位なし)これを機にソプラノに転向。第15回新・波の会日本歌曲コンクール1位、四谷文子賞受賞、第17回日本声楽コンクール入選。第6回アンサンブルコンクール重唱部門入選。
「フィガロの結婚」マルチェリーナでデビュー以来、伯爵夫人、「魔笛」侍女Ⅰ・Ⅱ、「コシ・ファン・トゥッテ」ドラべラ、「カルメン」カルメン、メルセデス、フラスキータ、「こうもり」ロザリンデ、「メリー・ウィドウ」ハンナ、「修道女アンジェリカ」「蝶々夫人」「トスカ」のタイトルロール、「金閣寺」(初演)娼婦(CD発売中)、「ヘンゼルとグレーテル」母親・眠りの精、「天国と地獄」ダイアナ等、数多くのオペラ、オペレッタに出演。特に2008年2月、飯守泰次郎氏指揮による二期会公演「ワルキューレ」ブリュンヒルデ役では確実な役作りとオペラティックな容姿、美声で公演の成功に大きく貢献した。近年では2010年9月、二期会公演「魔笛」の侍女Ⅰ役を演じ、好評を博した。
コンサート出演も多く、特に日本歌曲の新作初演にも意欲的に取り組んでいる。新日本フィル、東京フィル、神奈川フィル等の定期演奏会ソリスト、宗教曲、「第九」等のソリストとしても活躍中。「ニーべルングの指輪」四部作(朝比奈隆指揮)にも参加(CD発売中)。
これまでの主な共演指揮者は小沢征爾、岩城宏之、朝比奈隆、若杉弘、尾高忠明、飯守泰次郎諸氏。この他にもボランティア活動として地元小学校の音楽鑑賞教室に参加。また良い音楽を手軽に身近に鑑賞して頂きたいという観点から高校の音楽仲間と「アラムニ音楽お届け便」と称して県下、都下の学校、病院、老人ホーム等での演奏活動を行っている。


 
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