「遊⦿機械/全自動シアター」を結成し、少年・少女から老人まで演じ人気を得る。
少年「山田のぼる」として『ポンキッキーズ』レギュラー、
そののち『週刊こどもニュース』(NHK)にお母さん役で、池上彰とコンビを組んで出演。
89年より昨年末まで、架空のレストランを舞台とした『アラカルト』(音楽・中西俊博)を上演、26年間の大ロングランとなる。
13年、パルコ劇場40周年記念公演『ホロヴィッツとの対話』(作・三谷幸喜)で渡辺謙と共演、
ホロヴィッツの妻ワンダを演じて高い評価を得、第21回読売演劇大賞優秀女優賞受賞。
様々な当たり役を演じて歌い、その魅力を満載した名盤、ここに復活!

エノケンの真の後継者!変幻自在に声を操る唄の魔術師!
愉快でちょっぴり泣かせる最高のエンターテインメント!これこそ音楽だ!
―― ROLLY

DCJA-41002K
税抜き価格 2,315円
高泉淳子 プロフィール>>

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01 心の扉を開いて Royal Garden Blues
02 おいしい時間の作りかた
03 レッツ・ダンス* Music Goes Round And Round
04 ダバダバ ホリデー The Aba Daba Honeymoon
05 山田のぼるのひとりごと Part 1
06 パパとママとボク~楽しい我が家* Tico Tico
07 山田のぼるのひとりごと Part 2
08 食べないぞ Cumana
09 読まないぞ Cumana
10 不幸の演説~オー・マイ・パパ O Mein Papa
11 そして汽車は行く~チャールダーシュ* Csardas
12 平成版モンパパ C'est Pour Mon Papa
13 気が合うふたり* Let's Call The Whole Thing Off
14 ジャヴァ・ジャイヴ* Java Jive
15 ルイーズ Louise
16 ブルームーン Blue Moon
17 過ぎ去りし日の思い出
18 カーニヴァル・オブ・ヴェニス Carnival Of Venice

[歌と語り] 高泉淳子 w/白井 晃*
音楽プロデュース:中西俊博

従来の舶来ソングを昔の雰囲気で歌うというだけではなくて、そのメロディと雰囲気を基にして、何とも奇想天外、笑いのとまらない風の歌詞を自ら作ってしまうのである。更に、普段の芝居で喋っている変幻自在の声色による語りが、歌の間に入ってきて、トータルな意味の高泉淳子の唄の世界が形成されてしまう。これは全く新しい形のコミック・ジャズ・ソングの誕生である。

―瀬川昌久

え? …こんな素敵なアルバムに僕が参加していたなんて!サウンドが記憶の彼方に消えかかっていた僕の脳は、このアルバムを聴きながらついそんなことを思ってしまった。つまり……そんなふうに思ってしまうほど、 このサウンドが新鮮に聴こえたのだ。そんなアルバムが再発の運びとなったのは、なんとも嬉しい限りだ。 僕が高泉さんの声を体験したのは26年前。声を“聴いた”ではなく“体験した”と言ったのは彼女の声がそう表現するにふさわしいと感じるからだ。オリジナリティー溢れる彼女のアプローチはとても魅力的。初めて高泉さんに出会った日…確か僕のライブを見に来てくれて、その後ちょっと飲みに行って…そこでやたら盛り上がってしまったのを覚えている。同じ表現者でも全く違う角度からものを言ってくる高泉さんはかなり興味深かった。…というよりやっと仲間に出会えた感じ? その後僕は、彼女が書き、自ら演じる芝居のための音楽を作ってみることになった。初めての経験だったけれども、そして試行錯誤の繰り返しで大変だったけど、発見の連続で素晴らしく充実し時間を過ごさせてもらった。そのお芝居は音楽劇「ア・ラ・カルト」だ。その当時の僕には、この音楽劇が毎年上演されて26年も続くなんて想像出来なかった。共演するごとに、彼女の、作家としての言葉、役者としての言葉、そして“間”、歌い方、いろいろなものを吸収させてもらったと思う。 さて、「おいしい時間の作り方」(ニクいタイトルだよね!)このアルバムを聴いてみると、沢山の人達の参加で、高泉さんの歌や言葉が色々な色彩に囲まれ、密度の濃いアルバムに仕上がっているなとあらためて思う。家で聴いたり、ヘッドホンで公園のベンチで聴いたり、昼下がりのカフェで聴いてみたり、時には旅に行く電車の窓から外を見ながら聴いてみたり…是非お試しあれ!!

中西俊博

Licensed by USM JAPAN, A UNIVERSAL MUSIC COMPANY